【Devin最新情報】Cognitionが開発した自律型エンジニアAI とは?
2023年11月に誕生したスタートアップ、Cognitionが史上初の自律型エンジニアAIを開発しました。
その名も「Devin」です。(読み方はデヴィン)
今回はDevinで作れるサービスからDevinの活用例までを解説していきます!
1. 超万能エンジニアAI、Devinとは?
Devinはウェブサイトやスマホアプリの作成からバグ修正など、プロジェクトを自動で進めてくれます。
この自律型AIを使うことによって、コードを学んだことがない人でも高いクオリティのプロジェクトを作り上げられる時代になるでしょう。
(引用元:Devin公式サイト)
インターフェースは下の画像のようになっています。

(引用元:Devin公式サイト)
画像を見る限りだと、Devinは単なるソフトウェア開発アシスタントのように見えます。
しかし、Devinは普通のプログラミングAIと違い、ソフトウェアプロジェクト全体を終始1人で完結することができるのです。
2. GPT-4を超えたDevinの性能とは
Devinの性能はとても高く、SWE-Benchベンチマークと呼ばれる現実世界のコード問題を集めたテストにおいても、DevinはGPT-4やClaude 2を差し置いて最高得点を叩き出しています。
下の画像がDevinのパフォーマンスを他のAIモデルと比較したグラフで、左の緑色のバーがDevinの成績です。他のAIと比べてもダントツでトップの性能を誇っています。
(引用元:Devin公式サイト)
また、実在するAI企業のエンジニア面接をパスし、Upworkというフリーランスマッチングサービスを運営するIT企業で実際に仕事をこなしています。
下の動画からDevinのエンジニアとしての仕事ぶりを見ることができます。
動画によると、GitHub上のワークスペースでDevinにプロンプトを与えることができ、Devinがそのプロンプトに従ってコードを書いてくれるようです。
3. 東京にあるラーメン店を紹介するWebサイトも作れる!
Devinは今までAIが出来ないと考えられてきたことさえも出来ます。
例えば、
・ブログを読んでソフトウェアの使い方/開発の仕方を理解する。
・コード内のバグを自分で見つけて自分で直す。
・Devin自身のAIモデルをファインチューニングする。
AIが自分自身をファインチューニングするって何だ… それは人間の仕事でしょ…とツッコミを入れたくなります。しかし、Devinがいかに性能が高いか表す証拠といえるでしょう。
ここまで出来るともはやDevinが人間のように見えてきます。人に指示を与えられなくても、自分で問題を見つけて解決することができるのが、最先端の自律型AIなのです。
他にも、Devinができることの例をあげてみます。
- 「東京にある全てのラーメン店とその場所を紹介するウェブサイトを作る」
- 「AIモデルのファインチューニングをする」
- 「ウェブ上でゲームを作らせる」
さまざまなことができるようです。
4. Devinが実際に作ったゲームを紹介!プレイも可能!
下にCognition社が公開しているDevinの作業動画を置きました。画面をクリックするとピクセルアートが生まれるウェブサイトのようです。
ここまでのクオリティのウェブサイトをAIが自動でやってくれるとは本当に驚きです。
ちなみに上の動画のウェブサイトですが、実際に公開されているようなので下にURLを置いておきます。スマホでもパソコンでも無事遊べました。
ソフトウェアエンジニアがAIに替わられるとは最近よく聞きますが、その言葉の現実味が帯びてきていると言っても過言ではないかもしれません。
ちなみにこちらがUpworkの仕事をこなすDevinの動画です。
Devinはかなり優秀ですが、一般公開はまだされていません。
手軽に優秀なAIを使いたい方は、AI相談.comを活用してみてはいかがでしょうか。
専門家AIがいて、調べごとにも会話をすることにも最適です!どうぞお試しください。
5. これぞ、不労所得!Devinの活用例4選
①SNSにログインしてもらい、仕事の募集とその仕事を自動でやってもらう。
ペンシルバニア大学ウォートン校のイーサン・モリック教授は、Devinに自動でお金を稼いでもらえるシステムを考えました。
モリック教授は、Redditと呼ばれるSNS上にDevinを自動でログインさせ、プログラミングの仕事を募集しました。
Devinは自らの時給を7500円 - 1,5000円と設定し、Reddit上でポストをしたそうです。実際に投稿されたポストがこちら。
(引用元:Xポスト)
366人が実際にこの投稿を目にしたそうです。現在はモリック教授の手によってこの投稿は削除されています。
しかし、Devinは本当に賢くRedditの投稿ルールに反しないような投稿内容を事前に考えてポストしていました。
このようにDevinを使えば、人間が働かなくてもAIが仕事がしてくれる不労所得が実現します笑
日本のサイトでDevinを使うとしたら、ココナラやクラウドワークスで仕事が募集できるかもしれませんね。
② Slack上でプロジェクトを管理するボットになってもらう。
Devinに進行中のプロジェクトを管理させれば、プロジェクトに関する質問を答えてもらうこともできます。
実際にModalという会社でSlack上にDevinを導入されたようです。その結果、Devinはプロジェクトに関するさまざまな質問に答えており、社員から感謝されていました。
(引用元:Devin公式サイト)
③ データを自動で抽出しCSVファイルを作ってもらう。
エンジニアであるバルン・シェノイ氏は、ウェブサイト上にあるデータをDevinに抽出させその情報をCSVファイルにまとめてもらいました。

(引用元:Devin公式サイト)
Devinは数行のプロンプトで動き、分からないことは積極的にシェノイ氏に質問して問題を解決していったようです。
シェノイ氏は「本物の人と作業しているようだった」と述べています。
このように自動でデータを抽出させることによって、サイトの分析や改善方法などがわかるようになります。
また他の活用例をあげると、Xの投稿データを抽出することで、そのアカウントそっくりに投稿するボットが楽に作れるようになるかもしれませんね。
④レストランの自動評価サイトの作成
ライターのパッキー・マクコーミック氏はDevinを使って、ニューヨーク市内にあるレストランの自動評価してくれるアルゴリズムを作りました。
この評価サイトでは住所、緯度・経度などの位置情報を使って、そのレストランの評価をしてくれます。

(引用元:Devin公式サイト)
このような仕組みをAIが作ってくれることによって、将来的に成功するレストランの場所なども教えてくれるようになるかもしれません。
また、場所だけでなく、どんな食べ物や店内のデザインなどもAIが考えてくれるというのは近いうちに実現しそうですね!
6. Devinの申し込みはこちらから!
現在、Devinはデモ版のみの申し込みを募集しているようで、興味のある方はこちらからデモを申し込めます。
参考文献
・Cognition
・Introducing Devin, the first AI software engineer
・Ethan Mollick X post
・Raunak Chowdhuri X post
・Request Access to Devin