【最新】ChatGPT活用の投資法!AI任せの投資は本当に儲かる?
みなさんは投資で儲かったら何がしたいですか。
私は人生で一度、豪華客船に乗ってみたいと思っています。
潮風に吹かれながら、さんさんと太陽が照らす船の上でゆっくりとした一日を過ごしてみたいんですよね…
でもその前に投資でリターンがでないといけません。
AI(人工知能)が自動で投資をしてくれて1年後には資産が2倍にるなんてことが起きたら良いですよね。
でもよく考えてみたら、そんな簡単にお金は増えないという結論にいたりました。
短期間の投資は「誰かが得をして、誰かが損をする」ゲームであり、AIが登場したところでこの状況は変わりません。
でも、長期投資ならAIが役に立つのではとも考えています。
今回は「AIに任せる投資は本当に儲かるのか」というテーマについて説明していきたいと思います。
1. AIに投資を任せれば儲かるなんて、そんなオイシイ話はない
一番最初に結論を書くと、「AIに投資を任せれば儲かるなんて、そんなオイシイ話はない」ということになります。
その理由として、AIが提供してくれる情報はすぐに無価値になってしまうからということがあげられます。
仮に、ChatGPTが絶対に儲かる銘柄を教えてくれたとしましょう。
ChatGPTが教えてくれた銘柄は絶対に儲かるので、その情報を手にした投資家が一気に買いに走ります。
そうなるとすぐに、株価が変動し「織り込み済み」の状態になってしまいます。
この状態は本当にChatGPTが世界トップの投資家でも見越していない有益な材料を見抜いたときにだけ起き得る話です。
ChatGPTが提供する情報が有益なので、一番最初にその情報を手にして投資するというアクションに至った人が先行者利益をもらうことができるのです。
ただ、現在のChatGPTは投資の銘柄を教えてくれないばかりではなく、投資をするのには古い情報ばかりを持ってくるので、あまり役にたつとは言えませんが…
このような状況は現在の投資の世界と全く同じ状況だといえます。
特定の企業に関して、新しい速報がでたときに投資家が買いに走ったり、売りに走ったり、ChatGPTの話しと共通する点がありますね。
つまりは、「投資で勝つ=情報を早く得る」という勝負になってしまうわけです。
情報に関しては、機関で働くプロの方に一般の投資家が勝てる術はありません。
プロの投資家たちはたくさんの情報網を持ち、情報が公にでる前から行動に移しています。
また莫大な投資資金があるので一般の買い・売り圧力にも簡単に負けることがありません。
そのため、いくらAIを使えど短期勝負では一般投資家には勝ち目がないのです。
短期投資にAIが使えないなら、長期投資ならどうなの?と考える方もいると思います。
私の回答としては、長期投資にならAIが使えると考えています。次の章でその理由を説明します。
2. 短期投資はダメでも長期投資にAIは使える?
前回の章で短期投資にAIは使えないということを説明しました。
AIが提供する情報が確実に有益であるという場合に限った話ではありますが、そのような状況では、情報をえた早いもの勝ちという構図が生まれてしまいます。
でも、AIは銘柄の分析をしてくれるし、有効活用しないと損じゃないの?そう考えた方、私も同意見です。
ChatGPTほど優秀な人やマシーンはありません。ChatGPTは日本語、英語、中国語やアラビア語までできますし、医師国家試験や司法試験にまで合格する実力を持っています。
つまり、AIを会社の業績分析や銘柄分析に使えない訳がないのです。
実は多くのコンピューターエンジニアがChatGPTを使った業績分析や株価分析をさせる研究をおこなっています。
その一つの研究がこちら、ハーバード大学コンピューター科学の分野で博士号を取得したウディット・ガプタ氏の「GPT-InvestAR:大規模言語モデルを用いた年次報告書分析による株式投資戦略の強化(日本語訳)」というものです。
こちらの研究では2007年から2017年まで10年分の有価証券報告書をよみこませ業績の良い企業を選定しています。
そして、2017年から2023年の間の株価と照らし合わせて、そのパフォーマンスをテストしました。
研究結果によると、5年間で最高資産額は4倍にもなったようです。
この結果は5年間で一番株価が高い時に売り抜けた想定ではありますが、一般の市場参加者よりも大きなリターンであることは間違いないでしょう。
これだけのリターンが返ってくるのはChatGPTが業績の分析ができている証拠なのかもしれません。
ただ、この研究は個人で行われたものであり、他の人が試して同じ結果になるとは限らないので注意する必要があります。
GitHubでもソースコードが提供されており、パソコンの性能によっては皆さんの家でもChatGPTに会社の銘柄分析してもらえます。
アメリカの研究者の方なので、銘柄の分析は米国株のみとなってしまいますが、ChatGPTを使ってコードを変えれば、日本株やインド株など他の国の株の選定もしてくれるかもしれませんね!
ただ、AIが生み出す結論は正確ではないこともあります。ハルシネーション(幻覚)と呼ばれる本当ではないことをでっちあげたり、情報の参照元がテキトーだったりします。
また、将来の予測に絶対はありません。たとえ、今までの10年間業績が良かった企業が来年に業績が悪くなるということだってありえるのです。
まあ、将来のことに関してはどんなプロの投資家でも分からないのでAIに限った話しではないですが…
会社の業績が今まで良かったから今後も良くなるとは限りませんが、AIを活用して業績の良い会社を選ぶことで投資のリスクは減らせそうな気はしますね。
3. AIはデキる人とデキない人の差を埋めるツールである
最後に、AIを活用した投資は今後増えていくでしょう。
実際2013年にはゴールドマン・サックスがトレーダー598人をクビにしており、人間をAIに置き換えています。
おそらゴールドマン・サックスのトレーダーは短期売買が主だったとは思いますが、ChatGPTが登場したことでこの流れはさらに加速しそうです。
ただ、AIが一般の人にも活用できるようになったことでプロの投資家と一般投資家の差も縮まることが予想されます。
プロの投資家が今まで行っていたような企業の分析を、ChatGPTにしてもらうことによって一般投資家のリターンも大きくなるのではと考えます。
また、AIを使える投資家と使えない投資家の間の差が広がっていくことも想像に難しくありません。
テクノロジーは日々進化しているのでその恩恵を享受できるように、日々勉強することが重要ですね。
自分ももっとテクノロジーについて勉強していかなければと思いました。また、新しいことがわかったら、この記事にもどんどん書いていこうと思います。
長文お読みくださりありがとうございます!
参考文献
・GPT-InvestAR:大規模言語モデルを用いた年次報告書分析による株式投資戦略の強化
・GPT-InvestAR
・「トレーダー598人クビ」AIの計り知れない影響