石破政権で株価暴落?日経平均が今後どうなるかAIに予想させてみた

2024年9月27日に投開票が行われた自民党総裁選で、石破茂氏が勝利しました。

その直後、日経平均先物は一時2000円越えの大幅安に見舞われ、市場では「石破ショック」とも呼ばれる事態になりました。

一時は高市早苗氏が新総裁になるのではという期待のもと日経平均は上昇していましたが、石破氏の勝利が確実になると市場はリスクオフの反応を取りました。

10月27日には解散総選挙の投開票をすることを表明した石破氏。

今回は石破新政権の誕生にあたって日経平均株価がどのように動いていくのか、AIを使って予想していきます。

1. 石破首相の誕生で経済はどうなるのか

まずは、石破新総裁が今後どのような経済政策を打っていくと考えられるのか大まかにまとめました。

重要なポイントは、石破氏が岸田元首相の政策方針を受け継いでいくという点です。

石破氏は9月27日の総裁選後の記者会見にて、「岸田総裁が一生懸命努力してきたデフレからの脱却を確実なものにしなければならない」と明らかにしています。

石破政権は重要課題として「物価高を上回る賃上げ」を取り上げており、個人消費を促すことによって「デフレからの脱却」を実現すると主張。

この方針は岸田元首相が進めてきた経済政策の方向性と一致しており、岸田氏の政策方針を引き継ぐ意味合いを持っています。

物価高を上回る賃上げの実現には時間がかかり「タイムラグ(時間差)がある」としつつも、労働分配率を上げることを念頭に置き、具体的な政策を練っていくとしています。

自民党内でもリベラルな考えを持つとされている石破氏は、格差是正や地方創生をビッグテーマとして政策を打つことが考えられるでしょう。

実際、石破氏は地方創生が「日本経済の起爆剤」になると位置づけており、企業の地方進出の支援や格差是正のため全国の最低賃金1500円の実現を図るとしています。

2. 「楽観」「悲観」シナリオに分けて日経平均株価をAIが予想

今回は、石破政権下での今後の日経平均株価の動きをAI(人工知知能)に予想してもらったので、紹介していきます。

「世界経済や日本経済が良くなると想定した楽観的予想」と、その反対に「経済が悪くなると予想した悲観的予想」の2つを紹介していきます。

また、株価の動きを予想するのに使ったAIはアンソロピックが開発した「Claude Sonnet 3.5」です。

それでは、楽観シナリオの方から紹介します!

① <楽観シナリオ>2024年11月~3月の株価予想

楽観シナリオで、AIが予想した株価は以下の通りです。

AIが予想した結果、2024年11月=4万1,500円となるようです。

10月に所信表明演説が終わり、11月には経済政策が明らかになるとAIは考えています。

そのため、中小企業支援策や地方創生の取り組みが市場から好感を受け、日経平均株価も上がっていくと想定されています。

また、米国経済のソフトランディングにも期待され、世界経済の株価も上がっていくと予想しています。

また、2025年1月=4万3,000円となると考えられています。石破政権の経済政策が実際に打ち出され、経済を後押しすると予想されるようです。

米国経済のソフトランディングが実現し、利下げ期待も高まるとしています。

最後に、2025年3月=4万6,000円となるようです。石破氏の経済政策の効果が現れ始め、賃金上昇につながるとAIは考えています。

また、中国経済の回復も日本企業の業績改善につながるとも予想されるそうです。

② <悲観シナリオ>2024年11月~3月の株価予想

続いては悲観シナリオで、AIが予想した株価は以下の通りとなっています。

AIが予想した結果、2024年11月=3万4,000円となるようです。石破政権の経済政策が不透明で、市場の期待が下がった場合、株価が落ち込む可能性があるとのこと。

そして、2025年1月=3万1,000円とAIは予想しています。石破政権の中小企業支援策や生産性向上に疑問が抱かれ、株価が下がることもあるようです。

また、米国経済が金融引き締めや経済停滞におちいることも考えられるため、日本企業の業績も悪化する可能性もありそうです。

最後に、2025年3月=2万7,000円となります。財政健全化と経済成長の両立に不信感が高まり、景気後退になる可能性があるとAIは考えています。

ロシアによるウクライナ侵攻や中東戦争が起きる地政学リスクも高まることによって、市場心理が悪化することが、株価に大きな影響を与えるようです。

以上がAIが予想する日経平均株価の値動きでした。あくまでAIが予想した株価であり、正確性には欠けているところがあると思います。

しかし、将来の動きを考えるという点においてはAIがどのような答えをだすのか知っておくと、株式投資にも役立つかもしれません。

3. 注目を集める石破氏の発言

石破氏が新総裁となり発言の一語一句に注目が集まり、日本経済に影響を与えることが考えられます。

そこで、特に今後の経済政策に影響するであろう石破氏の発言を集めたので、ぜひ今後の将来を考えるうえでご活用ください。

① 金融緩和は維持

9月27日のテレビ東京の番組で、石破氏はこれからの金融政策に関して「必要であれば財政出動はする。緩和基調を変えることはしない」と明言しました。

9月29日のフジテレビの番組でも「デフレが脱却できたと断言できない状況の中で、金利をうんぬんかんぬんと言ってはいけないと思う」と述べており、金融引き締めにはかなり慎重な態度を取っています。

総裁選前は金融政策の正常化を強調していましたが、総裁選後に日経平均株価が下落したことや解散総選挙が控えていることもあり、金融政策に関する主張が変わることはなさそうです

ただ、「日銀は政府の子会社とは私は思っていない」と強調し、日本銀行の独立性をアピールしました。

また、「物価の安定というものを主任務とする日銀が判断すべきこと」とも言っていることから、金融政策に関しては日本銀行に判断を委ねる形となりそうです。

② 新NISAやiDeCoへの課税強化は考えていない

総裁選前、石破氏は金融所得課税を行うことを政策方針に加えていました。

総裁選後には「税調の議論になる」とは認めつつも、「”貯蓄から投資”への流れはこれから先も推進しなければならない」と課税と投資推進の両方の可能性を示唆しています。

しかし、「新NISA、iDeCo(個人型確定拠出年金)への課税強化は毛頭考えていない」と話していたことから、新NISAやiDeCoが制限/廃止されることはないと受け取れます。

岸田政権が推し進めてきた「資産運用立国」としての政策をこれからも維持していくことが考えられるでしょう。

③ 原発のウェイトは下げる

8月24日の記者会見にて、原発について「ゼロに近づけていく努力を最大限にする。」と石破氏は述べました。

加えて、太陽光や風力、水力などの再生可能エネルギーに力を入れることを宣言しています。

9月10日の政策発表の記者会見では、「原発ゼロが自己目的なのではない。安定したエネルギー供給が国家にとっての生命線の一つであるという考え方に全く変わりない」と原発を擁護する姿勢も見せています。

4. 選挙前は株価が上がる?「選挙は買い」なのか?

10月27日に解散総選挙をひかえており、株価の行方が気になる方も多いと思います。

株式市場では「セル・イン・メイ(5月に売り逃げろ)」や「カム・バック・イン・セプテンバー(9月に買い戻せ)」などの経験則における格言が存在しており、「選挙は買い」もそのうちの一つのようです。

TBS NEWS DIGでは実際に解散総選挙の前日と後日で日経平均株価がどう動いたかを検証していました。

その結果、1969年から2021年までの17回の解散総選挙の後には17回全て、株価が上昇しているという結果になったそうです。

特に2009年と2012年の政権交代が起きた年の上昇率は他の年よりも高く、10%近く日経平均が上昇しました。

そのあとの衆議院選挙後の株価の値動きはまちまちのようで、上がることも下がることもあるようです。

このようなデータがあるからといって必ず株価がそのように動くとは限りませんが、覚えておくと株を買うときの参考にはなるかもしれませんね!

上の動画で詳しく解説しているので、気になる方はごらんください。

5. 「石破ショック」は一時的?株が暴落したのはなぜか

(画像:TradingViewをもとにAI相談.com編集部が作成)

2024年9月27日(金曜日)に石破茂氏が新総裁になったことが決定した直後、日経平均先物が大幅反落しました。

週明けの9月30日の日経平均株価は下げ幅が2000円近くなり、過去5番目となる下げとなっています。

この下げ幅を受け、市場関係者からは「石破ショック」とも呼ばれました。

今回、大きな下げ幅に繋がった理由は「高市早苗氏が決選投票で負けたから」ということが言われています。

高市氏が総裁選で経済や消費を活性化させる金融緩和政策の維持を訴えてきました。金利が低く抑えられると円安につながり、結果的に企業の利益につながると考えられています。

株式市場は高市氏が勝利することを見込んでいたため、株価もそれに伴って上昇していました。しかし、決選投票で勝利したのが石破氏だったため、今回の下げを招いたと言われています。

しかし、今回の新総裁候補の中で金融緩和を続行することを宣言していたのは高市氏だけだったため、石破氏以外の誰が総裁になったとしてもこのような結果になったのではないかと考えられています。

2024年10月1日の日経平均株価は反発し、732円のプラスとなり3万8651円まで戻しています。

これからの日経平均株価は、今後の石破氏の政策方針の発表や衆議院選挙に応じて、動いていくことが考えられるでしょう。

ただ、その他にも為替や米国経済、国内経済、物価動向にも注視していく必要がありそうです。

6. まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、石破政権下での今後の日経平均株価の値動きを、AIを使って予想しました。

新総裁の誕生で今後の政策に期待が高まりますが、それに伴って動く株価の動きも気になりますね。

もし今後の政策の話しを誰かとしてみたいという方は、AI相談.comのAIキャラクターを使ってみてはいかがでしょうか。

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AI相談.com

*掲載している情報は、投資の勧誘や売買推奨を目的としたものではありません。投資のご判断はご自身の責任でお願いします。

参考文献

日本株は週明け下落も、円高向かい風-石破氏が金融正常化容認の観測

石破氏、10月衆院解散・総選挙の可能性否定せず-報道番組に出演

自民党総裁選での経済政策論争②:貯蓄から投資へ

金融市場の「石破ショック」は一時的:石破新総裁は経済政策で岸田路線継承を表明

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