生成AIが料理レシピを考える時代へ。食産業へのAI活用法
みなさんはChatGPTが作った料理を食べたことがありますか。
私はあります!
ChatGPTが料理をする訳ではありませんが、ChatGPTに余った材料を伝えてレシピを考えてもらいました。
するとChatGPTは「鮭とさつまいものムニエル」を考案してくれたのです。そして、実際に作ってみると結構美味しかったんです。
AI(人工知能)の考えるレシピってもう実用的になってるんだなと感心しました。今後、食産業でもAIが使われることが増えていくだろうと予測します。
そこでこの記事では、AIがどのように食産業で活用されていくのかを探っていきたいと思います。
ChatGPTは料理を作れるのか
OpenAIが開発したChatGPTは、インターネット上の文章を分析し、「何でも答えられるAI」として有名になりました。
数学の問題を解かせることもできますし、子供が寝るときに聞かせるお話しも考えてくれます。
そこであるアメリカの記者は、既存のレシピをChatGPTに読みこませ、新しいレシピを考えてもらおうと思いついたようです。
しかし、その美食家によるとAIが考える料理のレシピはまだ実現性に乏しいようです。
ニューヨーク・タイムズの美食家がChatGPT作成のレシピを試したところ、いくつかの問題点が浮き彫りになりました。
たとえば、AIが作成したケーキは甘みがなかったり、ナンの詰め物が予想外にしょっぱいなど、味のバランスが取れていないということが起こりました。
味付けで残念なところはありますが、AIが作るレシピはまったく使えなかった訳ではないそうです。
例えば、利用可能な材料から異なるアイデアを提案したり、既存のレシピをアレンジする際の参考になったとその美食家は話しています。
冷蔵庫の中を見てレシピを考案するAI
米国のPeopleTecチームによる研究で、冷蔵庫の中身の画像を認識し、冷蔵庫に入っている食材で作れるレシピを考えるAIが作られました。
この研究では、画像検出とテキスト生成を組み合わせて、リアルタイムで利用可能な食材を使ったレシピを提供することを可能にしました。
(引用元:THE MULTIMODAL AND MODULAR AI CHEF: COMPLEX RECIPE GENERATION FROM IMAGERY)
将来的には、AIが冷蔵庫の食材を認識し、ユーザーの好みに合わせた個別のレシピを提案することも可能になるでしょう。
今後のAIの進化により、AIが提供するレシピは、よりクリエイティブで実用性の高いものになっていくといいですね。
AIが変える料理の常識
AIの影響は、料理芸術と料理の学校にも及んでいます。
例えば、料理教育用のAIアプリでは、料理教室やラボで導入されており、AIが生徒に対してリアルタイムで料理の作り方を教えてくれます。
レシピの作成から食品のプレゼンテーションまで作ってくれるようなので、今後もこのような事例は増えていくかもしれません。
また、日本のスタートアップ企業「Connected Robotics」は、自動で料理をつくるAIロボットを開発しています。
AIがロボットアームと複雑なアルゴリズムを利用して、そばやかき揚げなどを自動で調理してくれます。さらに、支払い処理や食器洗いまで行うことができるようです。
(引用元:コネクテッドロボティクス株式会社 PRtimes記事)
↑画像は「Connected Robotics」のそば茹調理機。今後お店ではこのようなロボットが使われるのが当たり前になるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
AIと料理を組み合わせて考えることはあまり多くはありませんが、私たちの見えないところで進歩を続けているようです。
いつか専属のAIシェフが家にいて、美味しい食事を作ってくれるような未来が来たらいいですね。
参考文献
・AI(人工知能)は人よりおいしいレシピを作れるか? 試して調理してみた結果…
・冷蔵庫の中身から料理レシピを考えてくれるAI ChatGPTを利用 米国チームが開発
・The Impact of AI on School Culinary Arts and Cooking
・【福岡・展示会出展】そばロボット、ソフトクリームロボットが福岡初上陸!