Runway Gen-3とは?超リアルな動画生成AIの料金や使い方
AI動画生成サービスのRunwayが新しいGen-3(ランウェイ ジェン3)モデルを発表しました。
Gen-3では、現実世界をより忠実に再現したAI動画が生成可能となり、以前よりスムーズで一貫性のある動きを表現できるようになっています。
下の動画がRunway Gen-3によって生成された動画です。「海の中にある住宅街」がテーマで、水面上の波の動きから光の動きまでリアルで迫力があります!

(GIF画像:tom’s guideから引用)
これほどまでにリアルにこだわった動画生成AIですが、競合が多いのも事実です。
最近では「Luma AI」や「Kling」といった安価でクオリティの高い動画生成AIが登場しているので、Runway Gen-3がどれほど張り合えるのか注目が集まっています。
公式の発表によると、「数日以内に」Gen-3が公開されるようでRunwayの課金ユーザーは公開と同時にGen-3を使うことができるようです。
今回は、Runway Gen-3の使い方や料金、商用利用の可否についても解説していきたいと思います。
1. Runway Gen3とは?
Runwayとは、動画生成AIを開発するアメリカのスタートアップです。
Googleからも投資を受けており、現在もっとも注目を集めているAI企業の1つと言えるでしょう。
RunwayはこれまでにいくつかのAIモデルをリリースしており、動画から動画を生成するGen-1、画像やテキストから動画を生成できるGen-2を公開してきました。
今回はGen-3と呼ばれる、Gen-2をさらに進化させたモデルということで大きな期待を呼んでいるようです。
下の動画は「ピンクの巨大なブタが中華街を走る様子」です。ブタのほほの動きや走り方までリアルでかわいいですね。

(GIF画像:tom’s guideから引用)
下の動画は「リオ・デ・ジャネイロの街で走る宇宙飛行士」です。走る描写はGen-3が得意分野なんでしょうね!

(GIF画像:tom’s guideから引用)
下の動画は「電車に揺られる女性」ですが、特筆すべきは光のあたり具合です。夕焼けに照らされたり、影に隠れたりするところがリアル感を演出しています。

(GIF画像:tom’s guideから引用)
下の動画は「カツラとサングラスが上手くフィットして喜ぶ男性」ですが、見ているだけでハッピー感伝わってきますね笑

(GIF画像:tom’s guideから引用)
この他にも「リアルな虫の動き」も再現できるようです。もはや現実とAI動画の区別がつかなくなっているといっても過言ではありません。

(GIF画像:tom’s guideから引用)
このようにリアルに特化していますが、かつクリエイティビティのある動画をRunway Gen-3では作れるようになるとされています。
2. Gen-3の使い方
Runwayはウェブ上とスマートフォンのiOSアプリ上の両方で使うことができます。
ただ注意点として、Gen-3は課金をする必要があるので、料金を確認することが必要でしょう。
無料でも動画生成を行うことはできますが、1つ前のバージョンである「Gen-2」が4秒ほど生成できるほどなので、フル機能で試したい方には課金をおすすめします。
無料で動画生成をしたい方にはLuma AIドリームマシーンをおすすめしているので、下記の記事もおすすめです!
→ 革新!Luma AI「ドリームマシン」とは?使い方のコツや料金を解説
ウェブ上での使い方
その際には下記の手順でGen-3を試すことができます。
① Runwayにサインアップする。(アカウントをすでに持っている場合にあは、ログインを行います。)
② 「Gen-3」を選択する。
③ プロンプトを入力して、AI動画を生成する。
写真付きで説明すると以下のようになります。
①公式サイトにアクセスします。赤い矢印のボタンから「Try Gen-3 Alpha」をクリック。

(画像:Runway公式サイトより引用)
するとログイン・サインイン画面が表れるので、お好みの方法でRunwayにアクセスします。

(画像:Runway公式サイトより引用)
② ログイン・サインインをすると下のような画面が表れます。Gen-3を使うには赤い矢印が指している「Get Started」をクリックします。

(画像:Runway公式サイトより引用)
③次に画像をアップロードする画面・プロンプトを入力する画面が表れるので、いずれかを選びます。プロンプトを入力する場合には、赤い矢印のところから入力できます。

(画像:Runway公式サイトより引用)
プロンプトのコツとして、日本語よりも英語を入力した方がより思い描いたものに近い動画ができます。
必要でしたら、Google TranslateやDeepLなどの無料翻訳サービスを活用して、プロンプトを日本語から英語に直しましょう。
④ 動画を作成します。
「空飛ぶウサギ」とプロンプトしましたが、地面にいるウサギが出てきてしまいました。自分の思い描く動画を生成するには、試行錯誤が必要かもしれませんね。
ただとてもリアルなウサギが出ましたね。

(画像:Runway Gen-3で作成)
注意が必要なのは、プロンプトを入力してから動画が生成されるまでに5分ほどかかることがある点です。
Luma AIなどでも同様の短所が見られますが、動画生成はたくさんの演算処理が必要となるため動画を生成するまでに時間がかかります。
Runway Gen-2でも時間がかかった経験があるので、今回のGen-3も同様の短所を抱えていると考えられます。
今ではRunwayの動画から動画を生成するGen-1、テキストや画像をもとに動画生成を行うGen-2を使うことができます。
恐らく、Gen-3がリリースされる時にはGen-1、Gen-2同様にウェブ上とiOSアプリ上で使えるようになるでしょう。
3. 料金プラン
下記がRunwayの料金プランです。
料金プランは他の動画生成AIと比べると高めの設定となっています。
| プラン | 価格/月 | 1ヶ月に生成できる動画数 |
|---|---|---|
| ベーシック | 無料 | 1個 |
| スタンダード | 15ドル | 5個 |
| プロ | 35ドル | 18個 |
| 無制限 | 95ドル | 無制限 |
| エンタープライズ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
(画像:Runway公式サイトの情報をもとにAI相談.comが作成)
Luma AIは10個の動画まで無料で生成できますが、Runwayの無料プランでは1個の動画しか生成できません。
また無料で作られた動画にはウォーターマークがついており、このマークを取り外すには最低15ドル課金する必要がありそうです。
ただ、有料である分ハイクオリティな動画を生成できることは間違いないでしょう。
Luma AIでは不自然な動きも多く見られますが、Runway Gen-3では現実離れした被写体の動きも少なくなるようです。
このクオリティという側面にお金を払う価値があるかを判断するのは、ユーザーによって変わりそうではありますね。
4. 商用利用の可否
Runwayで作られた全てのAI動画は商用利用が可能となっています。
(画像:Runway公式サイトから引用)
100%商用利用可能なので、ビジネスを行っている企業は安心してRunwayのAI動画を使うことができます。
5. まとめ
いかがでしたでしょうか。最近では、多くの動画生成AIサービスが誕生してきており、その競争も激しさを増しています。
これからの動画生成の競争においては、いかに多くのユーザーが集められるか、いかに資金を集められるかということにAIスタートアップの命運がかかっているでしょうね。
どの企業もAI動画のクオリティが格段に上がってきているので、これからユーザーがサービスを判断していくフェーズに移っていくと考えられます。
最後に、AI相談.comでは日頃の悩みを相談できるAIキャラクターサービスを完全無料で提供しています。
暇つぶしやリラックスしたいといった時には、ぜひ活用してみてください!
参考文献
・runway
・Runway’s ‘better and faster’ Gen-3 AI video model is coming in the ‘next few days’
・Runway unveils Gen-3 — AI video just took a big leap forward
・トップ画像:runway公式サイト